毎日ママゴン

まつぼっくり3兄弟のママ

遠すぎる実家と激務の夫。フルタイムで働きながら毎日ワンオペ育児で頑張ってます!

3人目を反対していた夫を説得した方法

こんちには!ママゴンです!

 

「少子化、少子化」と叫ばれてひさしいですが、街中で家族構成をみてみると2人兄弟はもちろん、3人兄弟のご家庭が意外と多いことに驚きます。

 

そして、我が家も今年の秋、3人目が生まれて晴れて3兄弟(3人目も男の子でした!現在、妊娠5ヶ月に入りました。)となります。

 

ありがたいことに3人目は妊活開始1周期で授かることができましたが、私が3人目を考え始めてから妊活開始になるまでに実に7ヶ月もかかりました。

理由は夫が断固反対していたから。

 

そんな夫に「どうしても3人目を産みたい!!」という私の強い気持ちを理解してもらうためにしたことを書きます。

 

まずはとにかく気持ちを伝えた

「どうしても3人目を産みたかった!」と言っている私ですが、長男を妊娠するまでは恐ろしいほどの仕事人間で、長男を出産後も2年近くは「もう子育てなんてこりごり。1人っ子にして、自分も子どもも余裕のある生活にしよう」と本気で考えていました。

 

※元々、夫は子どもは2人がいいな~と言っていましたが、子どもが1人増えれば負担が多くなるのは母親の私であることは目に見えていたので、夫の方から「2人目どうする?」といった発言は一切ありませんでした。(あとで聞いたことですが、私の気持ちが変わらずに長男が1人っ子になったとしても仕方がないと思っていたようです。)

 

そんな私も仕事復帰後、転職してサービス業から土日祝日がお休みの事務職となり、精神的にも余裕が出始めた頃、所属していた部署で妊娠ラッシュとなりました。ずっと子どもは1人でいいと思っていましたが、次々と妊娠報告を聞いているうちに「私ももう1人産みたいな」と思うように。

これは自分でも意外でしたが、自然な流れでそう思うようになりました。

 

その後、育休が開けて次男が2歳ちょっとになった頃、長男も次男も子どもが心底可愛いと思えるようになっていて、「あと1人、子供が増えたら賑やかですごく楽しい家庭になるだろうな♪」と思っていました。

 

この時点で私は35歳、夫は41歳です。いくら経産婦とはいえ妊娠・出産やその後の長い育児期間を考えれば早いに越したことはありません。

夫にそれとなく3人目について話してみましたが、「子供は2人がいい」と言っていた主人もさすがに3人目は経済的な不安からすぐに「YES」とはならず、むしろ「産みたい気持ちはわかるけど、現実問題として子育てにはお金が掛かるし、老後を考えたら産むべきではない。」といった具合でした。

 

それでも、そんな1度の話し合いでは諦めきれずその後も何度か気持ちを伝えましたが、夫の答えはまったく変わらないままでした。

 

お金の流れを可視化する

気持ちを伝えるだけではだめだと思った私が次にとった行動はキャッシュフロー表の作成でした。

 

男性は女性ほど「想像する」「先を読む」といったことが得意ではないように感じます。これは脳の作りが違っていることが原因ですが、夫婦の会話においても感情ベースの会話は夫が嫌がることの際たるものではないでしょうか。

そして、今回の3人目問題において夫が1番気になっているのはお金のことです。それならば、お金に関する心配事を取り除くことができれば3人目を産むことに賛成してくれるのではないか?と。そういった意味でキャッシュフロー表を作成することは、感情論は抜きにして、理論的かつ論理的に将来を見据えることができる方法ではないでしょうか。

 

キャッシュフロー表はこの時代ですからネット上にたくさん転がっています。ファイナンシャルプランナーさんが作成した<例>としての画像があったので、それを参考にエクセルで必要な項目を書き出して作成しました。

 

私が作った表の項目は、住宅ローンや公共料金などの固定費、生活費や子ども(3人分)の学費や塾、習い事などの費用、子ども手当や臨時出費(お祝いごとや就学・卒業に掛かる大体の費用など)で構成しました。これはざっくりな項目なので、それぞれの項目に更に細かな設定を作って、出来る限り現実に近いお金の流れが見えるようにしました。

(横軸は家族5人分の年齢、縦軸に入出の項目を作りました。)

 

フルタイムワーカーなので昼休みを充てたり休日の夜に子どもたちを寝かせてから夜な夜な作成すること約1ヶ月。

 

作成してみた結果、私の印象としては「贅沢はできなくても、世間一般の標準的な生活は十分イケる!子ども3人が大学へ行ったとしても借金なしで卒業させられる!」でした。

もともと、子どもふたりまでは共働きということもあって余裕がある感覚でしたが、その感覚も当たっていました。子ども3人になれば計画的に行かないことは多発するでしょうが、積み立て以外に貯金もしているので突発的なことにも対応できるな、という感じでした。

 

しかし、夫にこれをじっくり見てもらい、話しあいをしているとどうやら夫は別の捉え方をしたようで、「現実的なお金の流れが見えたことで、子ども2人と3人のお金の違いに愕然とした。ますます3人目を産むことに賛成する気持ちがなくなった。」と言い放ったのです。

 

これは大誤算!!まさか、そんな方向に話が進んでいってしまうなんて・・・・。

 

悔し過ぎてかなり泣きました。だって、墓穴を掘ったようなものです。

誰よりも近くにいて、誰よりも私の想いをわかってほしい夫は、私と真逆の答えになったのです。

こんな言い方もアレですが、夫の協力なしに子どもは生まれません。

もちろんですが、種付けさえしてくれたらそれでいいという問題でもありません。

 

ここから2ヶ月ほど、私の中で「3人目をあきらめる?」「ここであきらめちゃいけない!」という気持ちが行ったり来たりして、悶々とした日々を過ごしました。

それでもやっぱり諦めない

どうにかして、子ども2人の生活を楽しもうと前向きに考えることに徹してみましたが、マンションの中や街中で3人兄弟を見るたびにうらやましくて、「お金に多少苦労してもどんなに楽しい生活が待っているんだろう」という気持ちが強まるばかりで、どうやっても諦めきれませんでした。

 

週末のたび、機会を見つけては夫に私の気持ちを伝え続けました。しつこいと思われても、「君の楽しみは子育てなのか?」とひどい質問を受けても、私の気持ちは変わりませんでした。

 

ある時、夫は「3人目を産みたい気持ちを理解することができないから認められない」と言ったことがありました。私は「え?」と思い、「じゃあ、将来息子が進路で悩んで自分で出した答えに対し、「理解できないから認められない」というのか。」と聞き返しました。

 

良い大学に行くことが将来を約束していた時代はとうの昔。ましてや息子の人生を決める大きな決断を親の一存で退けていいのでしょうか?自分の価値観だけで相手を測るからこそ出る発言だと思います。

 

理解できなくても認めることはできます。いずれ、理解できる日が来るかもしれないし、ずっと理解できないかもしれません。親は子供の歩く道をサポートするだけです。決める権利はないと思っています。

 

だから、私はそのことを思ったままに夫に話しました。3人目を産めば夫が感じている責任感はより重く肩にのしかかると思います。でも、子育ては夫婦でするものであって、私も生半可な気持ちで3人目を産みたいと言ってるわけではありません。

 

そんな話し合いを続ける中で、夫の気持ちも少しずつ変化していき、最終的に「3人目が無事、成人するまで元気でいなくてはいけないのだから、お互いの年齢を考えて妊活は1年としよう。それで授からなかったら神様は4人家族でいいよと言ってるのだから、諦めよう。」と、3人目の妊活に踏み出す決心をしてくれました。

 

実に7ヶ月。本当に諦めなくてよかったです。一時は夫婦間での会話が激減するほど私の気持ちは落ち込みましたが、ここまであきらめなくて本当に良かったです!

まとめ

今の4人家族での生活がつまらないとか幸せじゃないとか、そういうことは微塵も思っていません。毎日の生活に追われながらも子どもたちの成長が楽しいし、週末に子どもたちが寝てから夫と過ごす夫婦の時間も充実していますし、これ以上何を望むんだと言われたらそれまでのような気もします。

 

もし、3人目にトライして妊娠しなかったらそれでいいのです。それは神様が決めることで、私は1度しかない人生を、まだどうなるかわからない未来のことを気にして、やりたいことを制限する人生が嫌だし、つまらないと思っているのです。

 

そりゃ昔のように子どもも働き手で10人も産めばすごいキツキツの生活になるでしょうが、2人から3人になることで想像もできないほど苦しい生活が待っているとは思えません。

お金の使い方を考えると同時に、収入を増やす努力をしたらいいのです。3人目を授かれるのであれば、そんなことなんでもないことです。

 

現在、妊娠5ヶ月になりました。3人目も男の子です。夫も私も「団子3兄弟がいいね」と言っていたので、神様からのプレゼントですね。

 

これから3人目を迎えるに当たり、不安なことは何もありません。夫も大きくなってきたお腹を触りながら「げんき?元気に産まれておいで」と話しかけてくれる様子をみて、本当に幸せです。

 

置かれている状況や夫婦での価値観の違いなど、それぞれ違いますが、少しでも3人目に悩んでいるパパやママの考えをまとめる参考になれば幸いです。