次男のおちんちんが腫れて夜間救急外来を受診することに。【画像あり】
こんにちは!ママゴンです!
実は日曜の夜に私の人生で2度目となる救急車にのる出来事に見舞われていました。タイトルにあるとおりなのですが、次男のおちんちんが腫れてしまい、急遽家族総出で救急外来を受診することになったのです。
次男の症状
思い返せば、日曜の朝から「ちんちんいたい。」と言っていたような気がします。(この日は朝早くから築地に行かなければならない用事があって(観光じゃないよ)、バタついていたので、記憶が定かではない…)
無事に築地での用事を済まし、帰路に就く前の公衆トイレでおむつを履かせようとしたところ、また「ちんちんいたい。」と言ってすごい痛がったので、様子をみると陰部の先が少し赤くなっている感じでした。(この時点ではまだ腫れるなどの症状はありません。)そぉっとおむつを履かせて電車へ。
その後、次男はベビーカーで昼寝し始めたのですが、長男がゲーセンへ行きたいというのでそのまま2時間くらいベビーカーで寝ていたと思います。帰宅後も寝続けていたのでお昼寝マットに移したのですが、空調の効いた館内にいたにも関わらずじんわり汗をかいていました。(ベビーカーの中で)そして20時頃にシャワーを浴びさせて、いつも通りおむつを履かせようとしたら、モーレツに痛がったところで、おちんちんが腫れて大きさが1.5倍くらいになっていることに気付いたのです。
※お風呂でおしっこしたときも痛がる様子はなかったのと、いつもの感じでササーっと洗って流したので特にちんちんの状態まで気にしていなかったので、シャワー中には気付かなかった。
救急要請と受診までの流れ
時系列にざっと書きます
21:00
長男はこんなことになったことがなく、次男で初体験の症状で私に大した知識もなく、このまま朝まで様子をみてかかりつけ医を受診するので良いのか?を判断するために、まず#7119の救急相談センターに電話しました。(この電話は救急車を呼ぶか迷っているときや、夜間救急を受診する必要があるのか悩む場合の相談窓口です。)
これまでの経緯をざっと説明したところ、対応してくださった看護師さんが「陰部の痛みは救急受診してください。このまま救急車を要請できますが、繋ぎますか?」と聞かれたのですが、シャワーを浴びたばかりで頭は濡れてるし、パジャマ姿だし、次男も排尿できないなどの一刻を争う状況でもなかったので一旦電話を切って急いで身支度を。
21:15
119番へ電話。救急隊の方へ状況を説明し、到着を待ちます。
21:25
救急隊がマンションのエントランスに到着。おむつを履きたがらない次男は上だけ着て、下はフルチンで歩いて向かいます。
救急車の中で再度状況を説明しながら、保険証を確認したり、次男の血圧や体温など健康状態をチェック。搬送先の病院へ確認の電話を入れたりと、すべてが無駄なく滞りなく進んでいきます。医療従事者である私は普段から救急隊の方によく会いますが、実際に患者側として体験するのとでは見える景色が違いました。緊張している次男に優しく声を掛けてくれたり、搬送までの間に長男に話しかけてくれたりと家族の緊張を解くこともしてくださいました。
22:00
搬送先の救急外来へ到着。主人が事務的続きをして、私が次男の診察に付き合います。談笑している方もいればぐったりと寝ている患者さんもいました。救急外来の待ち合いにはひっきりなしに患者さんやその家族が。
看護師さんに1度呼ばれて、次男と救急室へ。体温と血中酸素濃度を測ります。そこにも救急隊の方が付き添われ、状況を説明されていました。
22:10
先生に診てもらう前診が終了し、一旦救急の待ち合いへ戻ります。この間、やることもなくて暇な長男は夫と外来の外へお散歩。搬送された病院がやや山間(やまあい)に立地しており、夏の夜ということもあってカナブンや羽蟻がたくさんいました。虫大好き少年の長男にとっては、弟のちんちんより昆虫に気が行って仕方がないご様子。
22:20
小児科医の先生の診察を受ける。ここにも救急隊の方が一緒に入室され、これまでの経緯を説明されます。(搬送先の病院を探す際の電話を含めると、次男の状況説明はこれで4度目。お仕事とはいえ、先生の診察が開始されるまで延々と付き添っていただき、本当に頭が下がります。)
診断の結果、「包皮炎」とのこと。乳幼児の男の子にはよくある症状のようで、タマタマ(陰嚢)も腫れていないし、排尿痛もなくて、今回の次男の症状は比較的軽い方かもしれません。
(ちょうど中耳炎で処方されていた抗生剤を飲んでいたのでそれほど悪化せずに済んだのかも?この時、担当の先生に「中耳炎での処方の抗生剤で足りるから軟膏だけ追加しておきます。」と言われた。)
22:40
会計を済ませて、軟膏を受け取り、タクシーで帰宅したのが23:00でした。先生の診察後は次男自身も気持ちが落ち着いたのか、症状は何も変わってないのですがおむつとズボンを履けました。
ちょっとした我が家の非常事態だったので、みんな帰宅してからコーヒー飲んだり夫はビール飲んだり、夕飯を食べてなかった次男は軽くパンを食べて、お兄ちゃんはユーチューブみたり。なんとなく落ち着いてから軟膏を塗って、綿のパンツに着替えて寝ました。(次男は只今保育園でトイトレ中で、家ではおむつを履いたりパンツを履いたりとケースバイケースにしてる。)
画像は救急受診翌日(受診10時間後くらい)、月曜の朝の状態。この記事を書いている火曜の朝にはもう少し腫れと赤みが引いていました。
パンツに少し浸出液らしきものがついていました。
横からみた感じ。
学んだこと・感じたこと
そういえば去年の夏まではお出掛けの時は必ずカンガルーアイスを持って行っていたのに、急に暑くなった境目の時期だったせいもあって、用意するのを忘れていました。今回の炎症の他に汗かぶれもあちこち出来て痛がっているので、モーレツ反省です。夏場のベビーカーでの昼寝には必須アイテムです。特に2人目以降は上の子に合わせて出掛ける機会も増えるので、少しでも快適に過ごせるようにしてあげなくては!
そしてそして、今回は本当に救急隊の方に感謝しています。救急要請からわずか10分足らずでの到着、そして3人も搭乗されていました。
いま、振り返れば横浜市医師会で運営されている夜間急病センターを受診したら良かったのかもしれないのですが、#7119の看護師さんに相談している時点ではどうしていいのか判断がつかなかったので、「救急車を呼んでください」という指示に従う形となりました。でも、「#7119に電話したら救急車を要請してください、と指示されたので呼ばせていただきました。」と救急隊の方に説明すると、「ありがとうございます。」の言葉が返ってきました。医療従事者として、コンビニ受診のために救急隊が出動されている過酷な状況を知っているだけに、本当に重い言葉でした。こちらこそ、迅速にご対応いただきまして、本当にありがとうございます、の気持ちでいっぱいです。
まとめ
今回のことは長男での経験がなかったがために、ちょっと慌ててしまいましたが、これでまたひとつ知識が増えました。(あと、対策を怠らないという大事なことも思い出した。)
男の子にはよくある症状とはいえ、軽く見ることは禁物だと思うし、適切な判断・処置をしてあげられるよう、親としての務めがあります。
それから、急なことなのに猛スピードで長男に準備をさせ、私の「あれして!これして!」の指示に的確に動いてくれた夫に感謝しています。ひとりでも連れてはいけますが、やはり夫がいてくれると私の安心感が全然違うので(笑)
とにかく、夏に限らず清潔いちばんですね。気を付けます。
追記:抗生剤と軟膏の塗布を続けて、3日後にはきれいに治りました!救急車に乗るほどのことじゃなかったかもしれないけど、これは結果論だし、いずれにしろ早急な受診が良かったと思っています。