毎日ママゴン

まつぼっくり3兄弟のママ

遠すぎる実家と激務の夫。フルタイムで働きながら毎日ワンオペ育児で頑張ってます!

親は子供の前でよそ様の悪口を軽々しく言うものではない

こんにちは!ママゴンです!

 

これは次男のおちんちんが腫れて救急外来を受診した話の後日談なのですが、長男と同じクラスの女の子の発言に恐ろしく腹が立ったのと、そのご家庭での環境がかなり手に取るようにわかったので、忘れないうちに書いておきます。

 

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次男のおちんちんのことで救急車に乗ることになった長男は、それはもう興奮しておりまして。

「ママ! ぼくもきゅうきゅうしゃ、のっていいの?ヤッタ!スゲェ!どうしよっ!」と思いつくだけの言葉を発していました(汗)

 

男の子にとっては憧れの救急車にまさか自分が乗れる日が来るなんて(しかも、自分は至って健康)、まだ6歳の長男にとっては夢のようなお話!

 

とりあえず、騒がないことを約束して乗り、お約束をきちんと守ってくれたのですが、最後に「ママ、きゅうきゅうしゃに乗ったことをほいくえんのおともだちに話していい?」との質問が。

あまり自慢することではないけれど、次男の状態も重傷でもなく無事に帰宅できたので、一応オッケィを出したのです。

 

で、問題はここから。

 

長男が保育園でこのことを話したのは受診翌々日の火曜日。1日あいて木曜の保育園のお迎えの時、いつも先生の周りをウロついてクラスのお友達と 遊ばない女の子(ここではA子ちゃんとします)が、なぜか毎日私のところにも朝も帰りの時も寄ってきては、アレコレと話すのですが。

 

A子ちゃんがいつもの調子で話しかけてきました。

以下、会話形式でざっとご説明します。

A「ねーねー、○○(次男)ちゃん、おちんちんちょっと赤くなったの?」

私「そうだよ。」

A「ふーん。でも、そんなちょっと赤くなったくらいで救急車よぶ必要なくない?」

私「・・・・・・・。別に私だって呼びたくて呼んだわけじゃないし、相談した看護師さんが「救急車をよんでください」って言ったから呼んだの。そういう言い方はどうかな?」

A「私の弟もよくちんちん赤くなるけど、そんなことで救急車呼ばないよ」

私「・・・・・・・・。」

A「ねーねー、このお腹に赤ちゃん入ってるのー?いつ生まれるのー?男の子ー?」

 

 

どうですかね?

私がまず、直感的に感じたのが、このA子ちゃんはおうちでうちの長男から聞いた話をそのまま母親に伝えたのだということ、そして母親は子供からの簡易な言葉だけでできている内容にそのまま反応し、上記でA子ちゃんが言ったとおりの言葉をA子ちゃんに返したということです。

 

女の子は同年代の男の子よりずっと会話する量が多いと思いますが、5歳児にこのレベルの内容を話す力はまずないと思います。これは完全に母親の口真似ですね。そして、私がイラついた表情をみせたので、焦って話題を変えています。私からすると、正常な精神状態の子どもがすることではありません。大人の顔色を伺いながら自分の発言を変えるなんて。この時期の子どもはもっと本能のままに生きているはずです。

 

このA子ちゃんの母親は子供へ対する要望が尋常じゃなく強い傾向があるな、と以前から感じていました。母親に無条件に自分の存在を認めてもらえない子どもはその気持ちを別の大人で満たそうとするものです。これは文末に紹介している本の中でも触れられていますし、私自身の幼少期の経験からもそのように実感しています。

だから、いつも自分の話を否定せずに聞いてくれる保育園の先生に張り付いているし、私もかなり早い段階でA子ちゃんの精神状態がわかっていたので、時間がなくても出来るだけA子ちゃんの話は聞いてあげるようにしていました。子どもに罪はないですから。

 

例えば、A子ちゃんの母親は躾と称し、弟と兄弟けんかをした時は家の外に締め出して、どんない泣いて謝ってもなかなか扉を開けないそうです。

5歳と2歳のふたりが玄関で泣きながら母親に許しを請うている。想像しただけですごい恐怖を感じます。虐待といえるのではないでしょうか。

 

こういったことは日常茶飯事で、保育園でも先生に対して個人的な要求を多くしていること場面をよく見かけますし、子ども同士がじゃれあっている程度のレベルでもすごい大きな声で「ケンカするな!やり返すことは恥ずかしいことだって教えてるでしょ!!」と怒鳴り散らしているのをよく見ます。そして、A子ちゃんのお母さんは最近では私からの挨拶は無視するようになっていて、私も次第にしなくなりました。本当に特定の人としか話そうとしないようで、自分に犬のように従ってくれるような、意見を述べずいつも「うん、うん」と相打を打ってくれるタイプのママを好んで選んでいるようにみえます。

 

今回の発言だけなら私もまだ忘れようと思うのですが、A子ちゃんはその満たされない気持ちからなのか、長男のおっとりした性格を逆手にとり、年長児になってからよく長男を傷つける発言をするようになっていることを、長男の報告から知っていたし、そしてA子ちゃんの母親が家庭で我が家のことをどんな風にけなしているのかが、よーくわかってしまったので、本当に腹が立つと同時に、子育てにおける大切なポイントを履き違えているな、と感じました。

 

どの家庭にもその家庭ごとの決まりがあって、時には相性の合わない家庭もあります。でも、だからといってそれを子どもの前で平然と言っていいとは思いません。もし私が同じ立場だったら、「○○くんのお母さんはびっくりしていたのかもしれないし、だれかに相談して救急車を呼んだのかもしれないよね。お母さんは子供が自分のことより大切に思っているから、○○くんに何かあっては大変だと救急車にお世話になったかもしれないよ。▲▲くん(うちの長男)からのお話だけではわからないことがあるけど、○○くんが無事で良かったね。」って言うかな。

 

このお母さんは卒アル委員会の幹事なども進んでやっていますし、とても活動的なタイプにみえますが、そのグループラインでの発言やご主人との関係などをみていると、なんだかすごく孤独なように見えるのです。「こうしなければいけない」という決まりみたいなものが彼女の中にあるようなで、それが自身を苦しめているようにみえるのです。

 

でも、彼女もかけがえのない2人の子どもの母親なのだし、もう少し周りをみて自分を振り返って、子供と笑顔で触れ合う余裕をつくってもらいたいと思います。自分の価値観だけが正しいと思うことは危険です。色んな人がいて、様々な価値観があって当然なのです。他人を否定することは簡単で、逆に認めることは難しいと思います。でも、そうすることで結果的に周りから自分を認めてもらえるようになることに、いつか気づいてくれたらいいな、と思う。

 

そうやって大人がお手本を示すことで、子供たちは自然とそれを理解して、伸び伸びと育っていくものだと思っています。

 

最後に私が数ある育児啓発書の中から、最も共感でき、信頼でき、読むと心が落ち着く本を紹介しておきます。

 

※私は中古本を買いました(笑) 安くても中身は一緒です。