毎日ママゴン

まつぼっくり3兄弟のママ

遠すぎる実家と激務の夫。フルタイムで働きながら毎日ワンオペ育児で頑張ってます!

乳糖不耐症のベビーでも飲めるミルク

こんにちは!ママゴンです!

『乳糖不耐症』という言葉を聞いたことはありますか?ママになれば耳にしたこともあるかもしれませんが、一般的な粉ミルクを飲ませても特に問題が見られずに育った赤ちゃんだと、知らないかもしれません。

うちは長男も次男も軽度の乳糖不耐症なのですが、だからといって同じ授乳期を過ごしたわけではありませんでした。乳糖不耐症だとどうなるの?という我が家での体験記です。

乳糖不耐症って?

乳糖不耐症は、小腸でのラクターゼの働きに問題があるために起こる。ラクターゼの活性が低いところに乳糖を含んだ牛乳のような食物が来ると、その乳糖をうまく分解できず、分解できなかった乳糖は吸収することができない。結果、腸管の中に乳糖が残ってしまうことで乳糖不耐症の諸症状が発生する。これは健康であっても、哺乳類であれば起こり得る現象である。つまり、乳糖不耐症の根本的な原因は哺乳類の性質だからと言うこともできる。ヒトの場合、乳製品を子供の頃から摂取してきた人を除き、大抵の大人の腸内ではラクターゼの分泌が少ないことが知られている。このラクターゼの分泌が少ない個体に、乳糖の不耐が発生する。ただし、ヒトの乳糖不耐症者の場合、ラクターゼが全く存在しない場合もあれば、存在しても十分量がないだけの場合もあるので、一口に乳糖不耐症と言っても、乳糖の許容量には個体差が見られる。このために、乳糖に対する不耐が起こっていたとしても、乳糖を含む食品の摂取量が十分に少ないために、自覚症状がない者もいる。この乳糖不耐による自覚症状がない者も含めて、ラクターゼの活性の低下が見られる場合は乳糖不耐症としてカウントし、乳糖(主に牛乳の摂取)の有害性を主張する例も見られる。しかし、自覚症状がない場合は、常識的な量を摂取している限り、健康上の問題は生じないとされる。なお、食物アレルギー(牛乳アレルギー)やガラクトース血症は、乳糖不耐症とは全くの別物として明確に区別する必要がある。

引用元:Wikipedia

要は、『乳糖を消化できる量には個人差があり、体質によって乳糖を摂取した時の症状は異なるけど、通常の範囲内であれば健康上に問題はないですよ』ということみたいです。

我が家のメンズは

うちの旦那さんに聞いてみると、「子供のころから牛乳を飲むとお腹がコロコロして、トイレに行っていた」そう。 今でも「最近、出が悪いなぁ。牛乳飲んでおこう!」みたいな感覚で飲んでるし。

我が家の息子たちもその通りで、みんなと同じような牛乳を飲むとお腹が緩くなります。でも、病的なものではなく、みんな至って健康です。 良いのか悪いのか、長男は私に似てベビーの頃から便秘体質のため、保育園で牛乳を飲むようになってからは便秘しなくなりました。(これが便秘解消と言っていいのかは微妙なところですが、本人は牛乳が大好きだし、うんちの状態も良いので大丈夫という判断。)>br/> しかし、次男は快便体質なので、牛乳由来の粉ミルクで下痢になってしまいました。

あらら、こりゃ大変!ということで、母乳だけでは足りなくなって混合授乳を開始していたため、粉ミルクを愛用のアイクレオから大豆たんぱく由来のものへ変えることにしました。

大豆たんぱく由来のボンラクト(和光堂)

これは大豆たんぱくを主成分として作られている粉ミルクで、牛乳アレルギーのある子や我が家のようにお腹が緩くなってしまう子でも飲めます。 これに変えてから、ピタッと軟便や下痢が治まりました!

360グラムで1,100円と一般的なミルクに比べてややお高め(T_T) でも、わが子の健康には変えられません。必要経費です。

が、このボンラクト。扱っている薬局が少ないので、行動範囲内の薬局に電話するとかして、売ってるところを確認しておくことをお勧めします。 近くに売ってないとか、どうしても買いにいけないって時はやっぱりネット通販がオススメです♪

小さいうちは消化機能も未発達なので、少しのことでも下痢になってしまいますが、小学生くらいになればもしかしたら次男も牛乳が飲めるようになるかも? 小学校では給食で牛乳が出るので、それまでに様子をみてみたいと思います。(ダメそうなら飲まなきゃいいだけだし。)

ちなみに、長男も次男もヨーグルトやプリン、チーズなどの乳製品は食べてもお腹が緩くなることはありません。ダイレクトに牛乳を飲むと、お腹がコロコロするみたいです。

下痢のときにも

風邪から下痢になってしまって、下痢だけが長引いてしまうときにも最適です。下痢になったことで、腸内細菌のバランスが崩れて、一時的に乳糖を分解できなくなってしまっているので、それに気づかずに牛乳由来の粉ミルクを与え続けると、ずっと下痢が治らずに脱水などをおこしかねません。 我が家でも長男が下痢になってしまったときはこのボンラクトかノンラクトを飲ませていました。 ノンラクトは森永乳業から販売されていて、同じく乳糖不耐症や下痢が続くベビーのために作られている“乳糖”を含まない粉ミルクです。


ボンラクトもノンラクトも初めて飲ませる時はかかりつけのお医者さんに相談するようにしてください。

母乳は大丈夫?

乳糖を分解するチカラが弱いとなると、母乳は大丈夫なのか?と疑問に感じてしまいますが、先天性の病的なものではない限り、牛乳に含まれる乳糖が原因のようです。 事実、うちの息子たちも母乳だけを飲んでいた頃はまったくそんなことはありませんでした。 長男の場合は保育園で牛乳を飲み始めてから急に便秘することがなくなったこと、次男については混合になって便が緩くなったことで、牛乳の乳糖を分解するチカラが弱いことに気がつきました。

母乳には腸内環境を整える成分も含まれているので、あまり神経質になる必要はなさそう。 ただ、母乳の場合でも積極的に牛乳を飲むと乳糖が母乳にも出て、便が緩くなることがあるそうです。私は子どもの頃から牛乳はそんなに好きじゃないので、普段は一切飲まないから、母乳だけ与えてたときには気付かなかったのかも。

まとめ

同じ親から生まれても、性格も体質も違っているし、言葉でのコミュニケーションが取れないから色々考えてしまって不安になることはすごく多いです。 でも、かかりつけの先生や周りのママたちに相談してみることで、解決の糸口が見えることはよくあります。 今は医学も進歩して、アレルギーに関することもたくさんわかってきているので、調べたり聞いたり、相談したりしながら、可愛いわが子にベストな選択ができるようにしたいと思います。