毎日ママゴン

まつぼっくり3兄弟のママ

遠すぎる実家と激務の夫。フルタイムで働きながら毎日ワンオペ育児で頑張ってます!

妊娠中にフルーツを摂った母親の子どもの知能指数は高い?

こんにちは!ママゴンです!

 

ちょうど2年ほど前に(2016年8月頃)に「妊娠中の果物摂取が、子供の知能を向上させる」といった内容の記事を読んだことを思い出しました。

 

その時はまだ3人目を産みたいという気持ちは全くなく、子供を持つ母親として関心があったので少し調べた程度でしたが、この度3人目を妊娠していることもあって、そのことをふと思い出したので書くことにしました。

※私なりの考え方なので少し辛辣な表現も含まれています。ご了承ください。

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記事内容の信ぴょう性を探る

ネットで調べる以外にも、自分が医療機関で働いていること、また近親者にアメリカ在住者や医師がいるのでその人たちからも多少意見を聞いたりしました。

 

まず、配信元が医療機関誌ではなく経済紙で有名なウォールストリートジャーナルという点。この時点で、「これは経済的観点から書かれたものかな?」と思いました。

ざっくりとした内容としては妊娠中期と後期の母親に以下のような質問に答えてもらい、その後生まれた子どもの1歳時点でも知能数を測るというもの。

 

質問表には、

・既婚かどうか

・収入が6万ドル(日本円で大体600万くらいかな)

・学歴

・子どもの人種(白人かどうか)

・身の回りの喫煙環境(おそらく父親が喫煙者かどうかといった感じ)

・母親の年齢

・食物摂取調査

・果汁を含む果実の摂取量

・授乳期間

などなどが書かれていたようです。

 

また、この論文は予備段階の研究でのもののようです。そういった意味でも今後、この内容がどこまで現実味を帯びていくのか悩ましいところです。

あと、研究をしたのはカナダの大学のようですが、投稿したのが経済紙でしかもアメリカのってところが私的にはイマイチな要因です。 

私の考え

まずですね、これかなり人種に偏りが見られることと収入や学歴でフィルターをかけている時点ですでにボツです。

 

日本でも「親の収入に子どもの学力(学歴)は比例する」と言われて久しいですが、現在の日本の教育事情を考えればこれは当たり前だと思います。

だって、資本主義社会においてそれなりの収入を得るということは、やはり頭脳指数がそこそこ高くないといけません。子供に上等な教育を受けさせようと思えば、どうしたってお金が必要です。

 

しかし、インターネットがこれほどまでに発展し、すでに国境という概念すら越えられる時代になった現在においては、たとえ学歴が低くとも、賢い人間はその能力の片鱗が垣間見えますし、起業し世界的企業を築きあげるひともいます。

  

なんの科学的根拠もないのですが、私がこれまでさまざまな親子関係を観察し分析してきた結果、親の知能指数が高ければ必然的に産まれてくる子供の知能指数も高いということも有り得るということです。みなさんの周りにも「あいつはどうしたって適わない。まさに天性のものだ」というタイプの人、学年に1人くらいはいませんでしたか?

それは勉強やスポーツなど分野は様々ですが、どうしたって手の届かないレベルのことを簡単にやってのける人、いますよね。

そして、ああいったタイプの親御さんをみてみるとやはりとても聡明な顔立ちをされています。

 

これを妊婦さんに置き換えてみると、母親の知能指数が高いということは、妊娠中に甘いものが食べたくなったとき、チョコレートよりもフルーツを摂取することが望ましいと判断しているのではないでしょうか。(ご褒美程度にチョコレートを食べることはあると思いますが。)自分の体の状態をきちんと把握し、体調を維持するために必要なことは何かを考えて生活しているのだと思います。

 

人は似たもの同士がくっつくようにできているので、母親の知能指数が高いということは父親のそれも高いのです。だから、そのような両親から生まれてきた子供は親から受け継いだレベルがすでに高いのだと予想されます。

 余談

長男と次男でお世話になった医院の助産師さんが『食事内容が偏っている妊婦さんに、「もっと野菜を取るようにしてください。」とアドバイスしたら次の検診の時に「アドバイス通りに野菜を多く採るためにポテトチップスをよく食べるようにしました。」と平然と言ってのけた人がいた』と驚愕のお話を聞かせていただいたことがありました。

 

信じられません・・・

これはかなり極端な例ですが、そういう人が実在しているということです。ひどいですね。こんな親から生まれた子供が果たして賢いでしょうか。

まとめ

人間の体はものすごい数の細胞からできていて、大きな脳によって非常に複雑な思考回路をもっています。また、人の体はひとつしかなく、時間も過去へは戻すことができないため、すべてが結果論でしかありません。だから、まったく同じ条件でフルーツを食べた場合と食べなかった場合を比較することはできないのです。

 

それでも、バランスの取れた食事を心掛けてお菓子よりはフルーツを摂取したほうが体にも赤ちゃんのためにも良いことは明らかでしょう。フルーツさえ食べておけば鳶が鷹を生むようなことが起こると思うのは大きな間違いだと思います。

 

前向きに物事を捉えて余計なストレスを抱えずに、適度な運動とバランスの取れた食事を心掛けて、楽しいマタニティライフを過ごすことが何よりも大切だと思います。