毎日ママゴン

まつぼっくり3兄弟のママ

遠すぎる実家と激務の夫。フルタイムで働きながら毎日ワンオペ育児で頑張ってます!

マンション住まいで子どもの声がうるさいとクレームがきた

 

こんにちは!ママゴンです!

 

我が家の息子たち(6歳と3歳)は家の中でも元気いっぱい動き回ることが日常的で、ソファもベッドもなんでも遊具にして飛び跳ねてます。まさに「THE 男の子!」といった感じで、ちっともじっとしていません。(というか、じっとしていられないんですよね。内から溢れ出るエネルギーがどうにも止まらないといった感じ。)

 

中学、高校と大きくなっていけば家の中で走り回るなんてなくなることはわかっているし、常識の範囲内であれば問題ないと思っていたのですが、つい先日上の階に住む方からクレームがきました。

 

クレームを受けた時の状況と内容

まずは内容から。クレームを言いにきたのはご主人のほうで、恰幅がよくおそらく部屋着であろうヨレヨレのTシャツと半ズボンにサンダルという出で立ちでした。(これは私が来客窓から覗いた) 時間は金曜の午後10時過ぎ。この時は偶然、早く帰宅した主人がいたので出てもらいました。(ちなみに私ひとりだったら、絶対に出ませんでした。怖いので。)

 

内容は「こどもいますよね?泣き声がうるさいので窓を閉めてください。」というもの。(おそらく、兄弟喧嘩でどっちかがやられた時に泣いてる声のこと)

 

この時の状況として、

  • いつもはいない主人が帰宅したことで子ども達のテンションが上がって、夫と息子たちで楽しそうに盛り上がっていた。(走ったりはしていません。ソファにみんなで座ってじゃれ合っていた感じ。)
  • 時期は外からの風が気持ちいい5月の末頃でどの家庭も窓が開いている
  • 我が家は低層階の大型マンションで広い中庭を囲むように6棟が立っていて、朝から暗くなるまで、季節を問わず子どもたちの遊ぶ声が響いている。(時には保護者同伴で幼児が22時近くまで遊んでいることもあります。我が家はしませんが。)
  • 普段は夜9時を過ぎたら静かに過ごすようにしている
  • 我が家は居住7年目
  • 上の階には長男と同じくらいの歳の男の子がひとりいる。夜8時半ころまではドスドスと走っている音が響いてくる。幼稚園生で親がきっちり管理している感じ。

といったところ。

 

まず、我が家と相手方の家族構成や生活スタイルが違いすぎます。専業主婦で幼稚園生、子供が寝るまでにはご主人も帰宅している様子。こっちはフルタイムワーママで元気な男のがふたり。そしてワンオペ。ましてや、保育園児ともなると、保育園でのお昼寝がきいて、夜はそんな親が理想とする時間になんて寝ません。(少なくとも我が家の息子たちはそう。)

 

お互いさまの精神で

核家族化、そして女性の社会進出など家族の在り方は都会であるほど多様化している現代。さらに、家族同士や地域での繋がりが薄れてきているとも言われています。「隣りは何をするひとぞ」といった感じ。でも、マンションはもちろんのこと、戸建であっても都会に暮らすと物理的な距離はとても近いです。

 

我が家は500世帯にもなる大型マンションでその9割が子育て世代です。乳児から大学生まで様々です。それでも、みんな子どもを育てていることには変わりないし、大人しい子もいれば毎日元気に走ったり大声出したりする子もいて、我が家のように歳の近い男兄弟だとケンカもしょっちゅうです。

 

できるだけご近所さんには迷惑を掛けないように生活していても、これだけ距離が近ければ仕方のないことだってあると思っているし、みんな大なり小なり子どもを育てていく上での生活音は容認しあっていける心の余裕が必要かな、と思います。私の管下腕は夜9時を過ぎても子ども達を中庭で遊ばせていることは理解できませんが、「毎日ではないし、たまにはハメを外して遊びたいことだって大人にも子どもにもあるかな」と思い、その声がどうしても気になる時は自分の家の窓を閉めるようにしていました。

 

相手の立場にたって物事を考えることは、まさにお互い様の精神でなくては成り立たないと思うし、今回のことを例にとるならば「ご近所さんを想うから静かにする」という見方と「ご近所さんを想うからあまり目くじらを立てず、自分でできることをしよう」という見方があると思います。

それぞれの家庭によって常識は違うし、これだけたくさんの家族が集まって生活しているのだから、何もかも自分の思うようにはいかないのだし、相手の感じ方次第で自分の家庭でも迷惑を掛けることがあるかもしれない、と少しだけ思ってもらえたら、「泣き声がうるさい」なんて言い方にならないのでは?と個人的には思いました。

 

今回は夫が対応したし、夫も私と一緒で無用に言い返したりトラブルを起こすことを嫌うので黙って聞いて「すみません」と謝っていましたが、内心はおもしろくなかったと思います。(夫の冷静な交渉で「夜9時以降は」という条件をつけました。)

 

まとめ

子どもに「ご近所さんに迷惑だから静かにしようね」と普段は言い聞かせていますが、たまたまお父さんがいて嬉しくてはしゃいでしまったこと、それが窓を開けている季節だったことが重なって今回のクレームを受けたのですが、子どもを育てるということは生活音に限らず、大なり小なり迷惑を掛けたり掛けられたりするもので、子供はそういう経験や親の対応などをみながら社会のルールを身に付けていくものだと思っています。(だからっといって開き直っていいと言いたいわけではない。)

 

かつは自分も子どもだったのです。生活環境が便利になったことで、自分が必要のないと思うものを排除しようとする動きが加速しているように感じるのは私だけでしょうか。

 

少なくとも、私は子供たちが元気に走り回ったり大声を出したりしている姿が大好きだし、たまにそんな夜があってもいいじゃないと思う気持ちをこれからももっておきたいと思った、そんな出来事でした。