毎日ママゴン

まつぼっくり3兄弟のママ

遠すぎる実家と激務の夫。フルタイムで働きながら毎日ワンオペ育児で頑張ってます!

我が家でお世話になっているベビーシッターさん。~遠くの親より近くの○○~

こんにちは!ママゴンです!

 

我が家は共働きのうえ、夫も私も地方出身で近くに頼れる身内はいません。さらに、夫はスーパー仕事人間のため、偶然代休で家にいるような場合でなければ子どものために仕事を休むようなことは絶対にしない人なので、子供の体調不良はすべて私の方に圧し掛かってくるといった状況・・・。

 

そんな中でもこれまでどうにか仕事を続けてこられたのは、長男出産後からずっとお世話になっているベビーシッターさんの存在があるからです。一時期、個人依頼したシッターさんによって子どもの命が奪われるという悲しい事件もメディアで報道されていたこともありましたが、そういった危険がないのか、安心して預けるためのシッター派遣会社の選び方や預ける時のポイントなどをまとめておきます。

 

派遣会社を選ぶ時のポイント

我が家のシッターの派遣会社を決める際のポイントは以下のとおりです。

  • 最初の問い合わせ時点での窓口対応がしっかりしているか
  • 資料(ホームページを含む)がきちんと作り込まれているか。作ったまま、放置されていないか。(随時更新されている様子があるか。)
  • 契約前に面談があるか。(こちらから希望する形でなく。)
  • 料金とシステムが希望に沿っているか

 

我が家では夫が大きな組織に勤めているお蔭で福利厚生が充実しています。そのため、会社が契約している派遣会社と契約すると、1時間当たり700円の補助チケットが支給してもらえます。都心部は共働き&地方出身の家庭がたくさんあるので、お世話になる派遣会社を選ぶ時はかなり時間が掛かりました。なぜなら、50近くある会社にひとつずつ電話して、窓口の対応を確認したからです。

 

大切な子どもを預かってもらうのですから、派遣会社のシステムやスタッフ教育などがしっかりと整備されているところでないと困ります。世の中の常識として、窓口の対応がきちんとしているところはスタッフの教育がしっかりしていると思います。組織の末端まで管理が行き届いていることがまず確認できる、最初の窓口ですね。

 

このローラー作戦によって「これは!」とアンテナに引っかかったのが『ル・アンジェ』という会社でした。窓口での対応(言葉遣いや質問への対応)が素敵で、ホームページや取り寄せた資料の作りもよく考えらえていました。契約の前には(契約する、しないに関わらず)必ず自宅までスタッフの方が面談に来てくれるのです。保護者が安心して利用できるように様々な取り組みがなされていることがわかります。さらに、来訪してくださったスタッフの方はきちんとスーツを着用されており、室内用のスリッパも持参していました。育児は細かいことへの配慮の連続ですから、スタッフの方のこういった細部に渡る気遣いができていることも、とてもポイントになります。

 

面談ではル・アンジェのシステムや料金など細かく説明していただきました。持ってきたいただいた資料は印刷代をケチったりしておらず、構成もわかりやすいものでした。派遣されるすべてのスタッフと事前に面談することも可能で、「ちょっと・・・」と思う場合はその旨を担当のスタッフさんに伝えておくこともできます。(詳細については実際に資料をお取り寄せいただくか、ホームページをご覧になったほうが正確なのでここでは割愛しますね。)

 

我が家では病児保育での利用をメインとしていますが、学校から自宅または習い事先への送迎や、自宅でのバイリンガルシッティング(英語などの家庭教師のこと)、冷蔵庫にあるものでの食事の支度、親が帰宅するまでのシッティングなど本当に幅広く対応しています。

 

病児保育でお世話になるシッターさんは50代~60代の方が多く、自身の子育てがひと段落した方やお孫さんがいらっしゃる方など様々ですが、必ず幼稚園か保育園の教員免許を有した方です。実体験だけでなく、知識としてきちんと教養がある方しかル・アンジェのシッターに登録できないという点も、安心のひとつでした。

 

シッティング中も子どもがお昼寝した時は5分おきに呼吸の確認をしてくださっていて、事細かにシッティングノートが記入されています。親の私よりずっと管理が行き届いているなーと感じるほど、本当に丁寧なシッティングをしてくださいます。

 

何度も利用していればシッターさんとも仲良くなっていくので、新米ママの私が知らないことをたくさん教えてくださったり、時には私の愚痴を聞いてもらったり(笑)仕事中でもシッターさんの携帯に連絡を取ることができるので、お昼休みに子どもの様子を聞いたりもできます。

 

病児保育で預ける準備

我が家では病児保育でのお世話の経験しかないので、その利用に限った内容になりますが、参考までに。

 

準備するものリスト

  • 体温計
  • 冷えピタシート
  • タオル(スポーツタオル、お手拭タオル)
  • ガーゼ
  • 着替え(肌着3枚ずつ、パジャマと締め付けのない服を上下3枚ずつ)
  • おむつ(おむつが外れている場合はパンツを)
  • 汚れ物を入れる用の袋
  • 使い捨て手袋(排泄物の処理のため)
  • 食事とおやつ
  • お茶や経口保水液などの水分を合計で1L程度

 

ざっとこんな感じです。我が家は風邪を引いた時は好きなだけテレビやDVDを観てもいいという決まり(?)があるので、旅行用で買ったポータブルDVDプレーヤーとDVDあれこれも置いておきます。その他、リビングには普段遊んでいるおもちゃや本などもおいてあります。

 

シッターさんは親がいない時に着替えが足りなくなったり、食事や飲み物が不足したりすることが1番困るとそうです。(そりゃそうだ)着替えがないからといって家の中を漁ることもできないですし、準備が不足するということは結果的に我が子のシッティングが不十分となるということです。

 

病気で心も弱っている時に親と離れること自体、子供にとっては不安です。仕事が休めずに、親の代わりをしてもらうのだから、過不足ない準備をすることは親の務めです。

何事も「し過ぎる」のはよくないですが、不足するよりはマシだと思います(笑)

 

心構え

自宅で1対1で子どもを預けるという行為は親にとってはものすごい不安です。でも、それが他人だから不安になるのであって、もしこれが実母(子供からみたら祖母)であれば大した不安もなく預けることが出来るのではないでしょうか。

 

「子どもが病気でも仕事を優先している冷たい母親」「子どもより仕事か」など、ひどい意見があることを知ってはいますが、そんなことに耳を貸している余裕はありません。言わせておけばいいのです。働くワーママはみんな「ごめんね」と思う場面に多く遭遇しているのです。自分の体はひとつしかないのだから、母親が出来なことを代わってやってもらうだけです。身内にお願いするか、シッターさんにお願いするかだけの違いです。

 

でも母親が「病気なのに仕事休めなくてごめんね」と思っていると、その気持ちが子どもにも伝わってしまうと私は考えているので、「お母さんも仕事頑張ってくるからね!」と前向きな言葉を口にするようにしています。それに、私が仕事し、シッターさんを依頼することで世の中にシッティングという仕事の需要を生み出して、その対価を払っているのだと考えれば、それはそれで素敵なお金の使い方だと思います。

 

まとめ

都市部では核家族化がどんどん進み、地域コミュニティとの関係の希薄化も問題となっていますが、シッターさんが親代わりとなって自宅に出入りしてくれることは、子供にとっても親以外の大人と関係を持つ、とてもいい機会になっていると感じています。

 

数ある派遣会社の中で、ル・アンジェの利用料金は高い方だと思いますが、やはり大切な子どもを預かってもらうので、多少高くても安心して預けられるほうを私は優先しました。子どものメンタルケアも、折に触れてちゃんと説明し、スキンシップを取っていれば大丈夫だと思います。親の自分がゆったりとした気持ちでシッターさんや子どもと向き合うことが大切かと。

 

子育て中の女性の社会進出は今後更に進んでいくと予想されます。仕事と育児のバランスは難しい部分もあるけれど、少子高齢化によって労働人口の減少も進んでいく時代において、子育てが仕事を続けるうえでのリスクとみられなくなる日もそう遠くないと思っています。