毎日ママゴン

まつぼっくり3兄弟のママ

遠すぎる実家と激務の夫。フルタイムで働きながら毎日ワンオペ育児で頑張ってます!

保育園で保護者のグループLINE(ライン)は必要なのか疑問

こんにちは!ママゴンです!

 

コミュニケーションツールの代表格としてLINE(ライン)が使われるようになって、個人でのやり取りに関しては本当に便利で仕方がないと思っていますが、これを保護者もしくはママ友間で連絡網と称してグループラインを形成する価値はどれほど必要なのか甚だ疑問なママゴンです。

 

幼少期の頃から「見た目はおんな、中身はおとこ」と言われるだけあり、女の子(女性)特有の「群れ」がすごくすごく苦手です。大人になった今は、周りから浮かないように、また親となってからは子どもに害が及ばないように最低限のお世辞と笑顔で必要な際には群れの中で過ごすこともありますが、自分から望んで群れの中に入ることはまずありません(笑)

 

そんな私が、長男の保育園の卒業アルバム作成するために、いわゆるやる気ママが発端となって発足した「卒アル委員会」の連絡網のためのグループラインに入ることになってしまったのです。これはもうお先真っ暗です。

 

幼稚園児のママたちのように親同士の交流が活発なわけではなく、我が家がお世話になっている保育園のママは基本的に挨拶程度しか関わることがありません。だって、みんな忙しいんです。そんな事情もあってと思えば、グループラインにするメリットと言えるのでしょうが、私の本心としては「まさか保育園で保護者のグループラインに入ることになるとは・・・・」という思いです。

 

グループラインのメリット・デメリット

ここでは私のグループラインに対する嫌悪感を少しでも払拭するためにメリット・デメリットを考えてみることにします。

 

<メリット>

  • 仕事に家事に育児にと忙しい保育園ママにとって、発信する手間が楽。(紙媒体での発信だと、原稿を作ってプリントアウトして配布する手間がある。)
  • 誰が読んだか、読んでないのかがわかる
  • (幹事のママに会えなくても)内容についての疑問点など、気軽に質問できる
  • 周りの反応をみてから多数派に合わせて返事を入れることができる

 

<デメリット>

  • 昔は通用したであろう「子どもがプリントを持ってこなかったのでぇ」という汚い言い逃れすらできない
  • グループに登録されている全員に当り障りのない言い回しになっているか、発信するまえにすごい気を遣う
  • 返事の仕方とかスタンプとか、「イタイ」ことになっていない気にしなきゃいけない
  • いちいち他の保護者の反応を気にしなきゃいけない
  • 5年間同じ保育園に通っていても1度も会わないママにいきなり連絡先が知れ渡る。グループになったことで勝手に親近感を持たれ、声をかけられたりするが、誰だかわからず困惑する。
  • 幹事ママからの連絡にいちいち「りょーかいです!」とか「お忙しいのにありがとうございます♡」とか学生みたいな返答ラリーが繰り返される。この波にいちいち反応しなくてはいけないのか、悩む。
  • とにかくうっとうしい。保育園公認の卒アル委員会なのだから、子供の連絡ノートに挟むとかロッカーに入れるとか、紙媒体での連絡でも困ることは特にない。
  • ほぼ強制的に入れられたグループなのに卒業と共に解散してくれるのか、明記されていなかった。

 

これはもう完全にデメリットが多すぎます(笑)私が不必要に群れることが嫌いであるということ、またゴール(解散)できるのかわからないという不安要素が解決されていないことによるものも大きいのですが、人生で初めてグループラインに入った私の率直な感想は「仕事ヒマなの?家でそんなにスマホさわる時間あんの?」です。

 

下にみているということではなくて、会社の昼休みっぽい時間や電車に乗ってるであろう時間帯にメッセージが入るならまだしも、午前10時台とか、帰宅して戦争真っただ中であろう19時~20時台とかってモーレツ忙しい時間じゃないですか?そんな時間にどうやって長文のメッセージ送ったり返事のスタンプラリーとかできるのか、他のママさんたちのスケジュールなんて知る由もないですが、疑問が多いところではあります。

 

グループラインを作りたい発信者さんはそういう繋がりに重きをおいている傾向が強い気がする

ネット環境の発達とともに、以前では絶対に繋がらなかったであろう人と簡単に知り合うことができるようになった半面、不必要な介入(近年の傾向である過干渉と不寛容さ)が現実世界での生活を苦しくすることも多々あると思います。

 

私は割と社交的な性格で、調べてもわかならいことは誰かに聞くし、困ってる時は助けて欲しいと手を上げられるし、夫に相談できないということもない。また、ママ友は少ないけど気心のしれた友達のようなママ友は数人いるし、地域でも顔見知りの人は結構います。

必要なときに必要な人と繋がることができれば、それで事足りると思うので、グループラインの価値がほとんどわかりません。ごめんなさい。

 

返事のためのスタンプラリーとか、やらないとはじかれるのかな?私を含め群れるの苦手女子のママたちは既読スルーをしていますが、既読がわかれば発信した側には「読みましたよ。わかりましたよ。」という意志は伝わっていると思うので、あえてスタンプラリーには参加していません。そして、有り難いことに今のところ特にのけ者にされたりとか、そういう悲惨な目には合っていません。

 

あと、知らなかったのですがグループラインの中から特定の人を選んで個別に会話することもできるらしいです。これ、非常に迷惑なシステムだと思います。女子特有の「耳元ひそひそ話」のデジタル版だとしか思えない。これもまた、私は幼少期の頃からひそひそ話をする女子が嫌いでなりませんでした。今もそう。優越感に浸ってる感が見え見えで、そういう誰かを意図的に除外して、特有の子との距離を縮めようとしている、そういう魂胆が手に取るようにわかってしまい、別に私のことを言われてるわけじゃなくてもすごく嫌でしたね。大人になってそれをやる人って少数ですが、コソコソと話している姿も見ていて気持ちのいいものではありません。

 

まとめ

私の検証としてはやはり「必要ない」。(しかし、無用に戦う価値もわからないので、現状としては大人しく参加していますが。)ラインができたのってほんの数年前。それまではみんな、紙とか電話とかでやり取りしてたはず。昔を忍んでいるわけではなくて、過剰なつながりが不必要なトラブルを招くことは十分あるわけで、実際にラインじゃないけどPTAとか、社会問題になってることも多いですよね。

 

こういうオンラインでのサービスはビジネスでの繋がりにおいては計り知れないほどの功績をうんでいると思いますが、ただの連絡網だとか仲間意識だとかで繋がる関係においてデメリットを上回るメリットはないように思います。

ただ「便利だから」「恒例だから」「みんながやっているから」という安易な理由で、グループラインを作ろうなんて発想はするべきじゃない。

 

急速に発達するオンラインサービスにおいて、それとどう関わっていくのか、たまに立ち止まって考えておかないと、周りに振り回されて自分が苦しくなると思う。そして、とにかく早く今のグループ解散してほしくてたまらない。卒園したらひっそり抜けていこうと思ってるんだけど、同じマンションの人も入ってるし、うまくいくのか謎です。

 

はぁ・・・・・