毎日ママゴン

まつぼっくり3兄弟のママ

遠すぎる実家と激務の夫。フルタイムで働きながら毎日ワンオペ育児で頑張ってます!

保活のために東京から引っ越した話

こんにちは!ママゴンです!

 

思えば就活に始まった「〇活」という言葉。現在はあらゆる行動において代名詞のように使われるようになってますね。そんな「〇活」のひとつである、保活のために我が家では長男の妊活前に東京(世田谷区)から横浜へと引っ越した経緯があります。

 

夫婦ふたりで生活していた頃は、夫や私の仕事の都合で新宿区→品川区→世田谷区と1年経つか経たないかで点々と引越しを繰り返していたのですが、そろそろ妊活開始しようか、となった時は世田谷区に住んでいました。

 

それまでお互いの独身時代を含めると合わせて10区以上に住んだ経験があったのですが、世田谷区の住みやすさに慣れてしまっていたこともあり、できればそのまま継続して住んでいたかったのですが、如何せん保育園が少なすぎる。。。。激戦中の激戦区で希望の園に入れるとはまったく思っておらず、認可園に入れるために認可外に一旦入れて実績を作るとか、認証保育園は産まれた順(調査当時)になるとか、そんな劣悪な条件をクリアする労力がむなしく感じて、私達夫婦は割とあっさりと引っ越すことを決めました。

どこに引っ越すか

どうしても世田谷区じゃないと子育てできないわけじゃないですし、かといって他の区を探してもある程度の治安を求めるとどこも似たり寄ったりの状況だったので、「東京を離れて横浜に住もう!」となりました。(引越し先のリストに夫は川崎市をあげていたのですが、私の諸々の事情等によって却下させてもらいました。あと、夫は転勤の可能性があるのでブランドイメージとして横浜市の方が借り手がつきやすいと思ったこともアリ。)

 

当時、横浜市長が女性の林文子さんに変わった直後で政策の「待機児童ゼロ」をものすごい勢いで推し進めていていました。治安についてはデータでも示されているとおり、居住区の平均世帯年収に比例するので住みたい区の世帯収入などあれこれリサーチした結果、横浜市のとある区への引越しを決めました。

 

また、私達夫婦が東京都を離れた理由のひとつに、「長男の保活は私が無職の状態でのスタートになること」というのがあります。私の前職はネイリストなのですが、業界が若いことや個人事業主が多いということもあり、産休・育休などの法整備が整っておらず育休明けに元の職場に戻れないことが長男の妊活時点で明確だったため、保活は私が無職の状態で始まることもこれまた避けられない事実でした。

 

横浜保育室は先着順での入園となるので、最悪夫婦で交替で徹夜すれば入園する権利は獲得できます。これによって「働くためには子どもの預け先の確保が先だが、雇用証明がないと保育園に入れない。」という堂々巡りの負のスパイラルから確実に脱することができるからです。無職での認可園への入園は横浜市といえども到底無理な話。

 

で、これが見事、正解☆

再開発が始まったばかりの地区だったこともあり、徹夜して並ぶなんてこともなく、受付当日の午前10時に希望の保育室へ行って5番目でした。(0歳児入園枠は21名)事前に見学に行った時に徹夜する必要があるかなど、確実に入園の権利をものにするために色々と事務の方や園長先生に聞いたことが、今では懐かしい。

 

横浜保育室はそのほとんどが2歳児(乳幼児)クラスまでのところが多いのですが、途中で転園させる苦労すらも出来れば取りたくなかった私は、最初から就学前まで預かってもらえる保育室を選びました。現在も長男、次男とお世話になっており、秋に産まれてくる三男坊もお世話になります。

 

何を優先するか

私達夫婦は付き合い始めた当初より人生の大体の見通しを立てて動いています。(のろけるつもりはないのですが、夫が付き合って2週間くらいで「結婚して欲しい」と言ったので。なんとなく結婚を視野に入れたお付き合いをしてました)お互いの性格もあり、思いつきで大きな決断をすることはほとんどありません。だから、何歳頃までにいくら貯め結婚式を挙げて、家を買って、家族を築きたい。私は専業主婦は向いてないから、出産後も働きたい。何歳頃までにローンを返済したいとか、ざっくりではありますが、ゴールから今をみて人生設計をしてきたので、妊活前に住宅を購入することは予定通りでした。

 

「保育園に入るために住みたい場所を変えるなんておかしい!」という気持ちがないわけではなかったのですが、それまでも仕事に合わせて引っ越すことが当たり前だったし、転勤となれば自分の希望のところに住めないこともしばしば発生するわけです。でも、それも長い目で見ればとても良い経験になるし、住むところに拘りすぎて「出産後も仕事を続けたい」という大事な希望が失われることのほうが、私にとってはリスクでした。

 

「住めば都」というように、人間は自分が思っている以上に適応能力が高いと思っています。よほど荒れているところでなければ子どもの治安についても親の環境作りで解決できます。

 

夫婦一緒に生活していく上で、お互いの優先順位を書き出し、時には妥協点を探りながらその時ベストだと思える選択をしていけばいいと思うのです。夫も無理のない通勤範囲に収まっているし、子供たちも素敵な保育園でのびのびと楽しく生活しているし、私も仕事を続けられているし、これで十分。

 

物事を決めるときは一択ではなくて、いくつもの可能性を見越して選択肢を自分の中に用意しておくことで、結果的に柔軟な対応が取れるのではないか。仕事においてもそう。変化を嫌わず、頭をやわらかくいきたいと思っています。