毎日ママゴン

まつぼっくり3兄弟のママ

遠すぎる実家と激務の夫。フルタイムで働きながら毎日ワンオペ育児で頑張ってます!

議事録を書きながら思うこと

なまなましいお話

医者もやっぱり人間

 

こんにちは!ママゴンです!

 

久々、仕事の話でも。

 

いま、私は何のご縁か、病院の広報を担当しているのですが、少人数の部署の為、広報とはまったく畑違いのお仕事もちらほらしています。そのひとつが議事録の作成。私が所属する部署で担当している委員会や協議の議事録をレコーダーを聞きながら作成しています。

 

私が勤める病院は比較的規模が大きいので、内科、外科など35種類もの診療科があります。この議事録をほぼ1人で書いているのですが、担当し始めた当初はそれぞれの診療科で使われる医療用語がまったくわからず、日本語なのに外国語に聞こえる始末。自分の耳がイカれてしまったのかと感じました・・・。それほど、何いってるのか謎です(汗)

 

ちょこっと例をあげてみます。

  • VAIVT(通称:バイブト。血液透析用バスキュラーアクセスのインターベンションによる修復のこと。Vascular Access Intervention Therapyの略)
  • ケモラジ(ケモ(癌化学療法)とラジ(radiation therapy : 放射線治療)を一緒に行うこと)※ケモは通常、悪性腫瘍に対する化学療法のこと。Chemotherapyの略で、外来通院で化学療法をするときに「外ケモ(がいけも)」という。
  • CKD(慢性腎臓病)

 

どうでしょうか。正直いってパッパラパーです・・・

CKDなんて「慢性腎臓病」って言ってくれたらいいのに、なんせ何でも横文字会話なんですね、基本。ドクターは日常的に触れている言葉なのでもちろん当たり前のように会話にぶち込んでくるわけですが、ただの事務員の私にとってはいちいち頭の中に「??????」が浮かんで、その度にネットで検索して前後の文章が繋がるように書き起こさなければいけないので、まぁー時間が掛かる!!

 

とはいえ、これを年に2回(ということは70回分)も書いていれば、診療科の特徴や先生のお人柄なんかもわかってくるので、配属3年目となった今ではかなりスラスラと書けるようにはなりました。それでも、わからない言葉は結構あるもので、議事録を書きながら医療用語の勉強もする日々が続いています。

 

あと、病院に勤務するようになって感じたのは、やっぱりドクターも人間なんだなーということ。(当たり前か)

恋愛に悩んだり子どもが産まれたことを喜んだり、奥さんとケンカして暗い顔をしてたり(笑)するわけです。患者として接する時は医師の顔しか見えませんが、裏では私と変わらない顔も持っている。でも、医師として深夜でも急変した患者のために家から駆けつけたり、お昼ごはんも10分で食べてまた診療に戻っていったり、様々な勉強会に出席したり、会議も出たりあれもこれもと、本当に目の回る忙しさの中で医療のために全身全霊を尽くしています。

 

患者としては決してみることがない景色を私は立場上、見ているわけですが、こういったドクターのひたむきな姿や発言に触れるたび、正しい意味で「いい患者であろう」と思います。

 

ちょっと話が議事録から脱線しましたが、議事録を担当したことで患者としては知り得ないドクターの内面を知る機会が得られたことは幸運だったなーと。これからも横文字を正しく理解して、正しい議事録が書けるように医療用語の勉強は怠らないようにします(笑)