繰り返す子どもの中耳炎 我が家での対策
こんにちは!ママゴンです!
我が家の長男は鼻から耳あたりが弱いようで、これは夫の方の体質を強く受け継いでいるようなのですが、乳児の頃は「鼻水が出る=急性中耳炎になる」という方程式を確立していました。対して次男は現在3歳ですがこれまで中耳炎になったことは3回しかありません。
急性中耳炎とはいえ、1度なってしまうと完治するまでに相当回数耳鼻科に通わなくてはならず、共働き+ワンオペの状況では本当に大変でした。
そんなうちの長男のときに色々と身につけた(身に付いた)中耳炎対策を紹介します。
効果があった対策
とにかく吸引!
ピジョンから出てる『お鼻スッキリ』とか、『ママ鼻水とって』とか、母親の吸引で吸い取るタイプでもいいですが、いまいち吸いきれないのと私自身も感染してしまうことを避けたくて、我が家ではメルシーポットという電動タイプの吸引器を使っています。
とにかく詰まりっ放しにしないことが大切です。
うちは共働きで、ワンオペ育児のため吸引のために耳鼻科に通う時間は取れないので、「神様、仏様、メルシーポット様」というほど、めちゃくちゃ大活躍のありがたい吸引機で、これナシでは生活が絶対に成り立ちません(笑)
鼻が詰まっているな、という時はベッド頭上にセットして、少しでもぐずったらすぐに吸引しています。
中耳炎になった後の対策としても、中耳炎にならないようにするための対策としてもオススメです。それにやっぱり夜はぐっすり寝られないと保育園での生活がしんどいと思いますし、そのせいで体調をくずしてしまうこともあります。
足を冷やさない
これは当時担任をしてくれてた先生が教えてくれた方法です。保育園では冬場、床がとてつもなく冷たくても園児の健康増進と安全面から裸足で過ごすことになっているのですが、長男があまりにも中耳炎を繰り返すので「足が冷えると中耳炎になりやすくなるから、保育園の中でも靴下を履かせるようにしましょう。」とアドバイスしていただきました。実際に履かせてみると、その後ピタリと中耳炎にならなくなったのですごく驚きました。(この後、長男は5歳まで中耳炎になりませんでした。家での吸引を嫌がるようになり、かといって鼻をかんでといってもちゃんとかまず、そのまま寝たら中耳炎になりました・・・・)
これは、医学的根拠はあまりないらしいのですが(かかりつけ医談。でも、医学的根拠ってやつは“倫理的に臨床実験ができないから”というものが多くあり、妊婦さんに対する臨床実験ができないのでデータとしての裏付けが取れないというものです。これもそのうちのひとつのようですね。)民間療法としては結構有名なようです。おばあちゃんの知恵的なものかもしれません。私は核家族で育ち、私の母も核家族育ちだったのでこういった知恵が少ないような気がします。
子どもといえど、冬の冷たい廊下に一日中足をさらしているのは場合によっては良くないのかもしれません。ちなみにうちが通ってる保育園では、予防的に靴下を履かせたい場合は医師の意見書が必要でした。(500円ほどで書いていただけました。)
治療で気を付けたいこと
長男の中耳炎で鼓膜を切開したことがあります。私も母親としての経験が浅かったこともあり、気づくのが少し遅れただけでもあっという間に悪化してしまい、「強い抗生剤で様子をみるか」「この場で切開して一気に膿を抜くか」という選択を迫られたことがあります。
偶然、私は医療機関で働いていて多少知識があったことや自分が中耳炎で鼓膜を切開した経験があってその時のことを覚えていたため、迷わず「切開」を選びました。
鼓膜は人体の器官の中でもかなり強い再生能力を持っていて、急性中耳炎で行う切開の程度であれば2~3日で自然に塞がります。
強い抗生剤を飲むと腸内の細菌バランスが崩れて免疫が落ちますし、まだ2歳の長男にあまり強い薬を使うことのほうが抵抗がありました。しかも、抗生剤が効かなければ結局切開することになります。ということで、結果的にこの判断は正しかったと思っています。その日のうちに解熱し、弱い抗生剤で残りの膿を抜いてあっという間に治りました。
そして切開にならなくても、処方されたお薬は忘れずにきちんと飲み、先生の指示に従って通院しなければいけません。急性期から滲出性期に移行からも膿が完全に抜けて腫れが引くまできちんと治療を続けなければ慢性中耳炎になってしまうこともあります。
まとめ
痛みに敏感なお子さんだと腫れが治まるまで痛くて毎晩泣き続けたり、抗生剤の投薬では収まらず手術になってしまうケースもあるようで、我が家の場合はこれまでのところそのようなことにはなっていないので、中耳炎としては軽度で済んでいるのかもしれません。
たかが鼻風邪だと思わずに、症状がでたらできるだけ早く小児科と耳鼻科を両方受診する、そして自宅では吸引を怠らないということを面倒でも続けてきた結果だとしたら、頑張ってきて良かったなと思います。