毎日ママゴン

まつぼっくり3兄弟のママ

遠すぎる実家と激務の夫。フルタイムで働きながら毎日ワンオペ育児で頑張ってます!

5歳の息子は構音障害?トレーニングを受けさせるか悩んだ結果

こんにちは!ママゴンです!

子どもと会話できるようになると、コミュニケーションの幅がぐーんと広がって日常生活のちょっとしたやり取りが楽になって、親としてもありがたいのですが、話始めたら今度はうまく発音できないことに子ども自身がイラついたり、親の方が心配になったりという問題も出てきませんか?

私は育児書も育児系の雑誌をほとんど読まないし、ありがたいことにママ友はたくさんいますが「〇〇ができる」とか「△△ができない」といった話にもまったく興味がないため、うちの長男の発音のレベルが少し周りより遅いことすら気付いていませんでした。(というか、正確には気になっていなかった。)

それが、担任のベテラン先生から「発音が気になる」と言われたことで、「へぇ?」となり、そこからアレコレ調べて悩んだのですが・・・・

構音障害ってなに?

構音障害(こうおんしょうがい)とは、発音が正しく出来ない症状を言う(「構音」とは医学的用語であり、言語学上では「調音」と言う。一般には「発音の操作」と理解される。狭い意味では咽頭以上の音声器官の操作を言う)。喉頭の障害である音声障害とは区別される。

構音障害はその原因によっていくつかに分類される。 1 器質性構音障害 - 音声器官における形態上の異常により引き起こされる発音上の障害。 2 運動障害性構音障害 - 音声器官の運動機能障害による発話の障害。 3 聴覚性構音障害 - 聴覚の障害による二次的な発音上の障害。 4 機能性構音障害 - 上記のような医学的原因の認められない本態性の発音の障害。

引用元:Wikipedia


ひと口に「構音障害」といって色々種類があるんだなーというのが印象。 さて、うちの長男はどれにあてはまるのか・・・

うちの長男

長男くんとそれなりな会話ができるようになってから、たしかに「“さ行”と“か行”の発音がイマイチだなー」とは思っていたけど、まだ話始めたばかりだし何回か聞き直せば大体は理解できるレベル。

【4歳のころ】 「すし(寿司)」→「すち」※でもゆっくり言えば「し」に聞こえる 「かたい(固い)」→「たたい」もしくは「たかい」 「おかあさん」→「おかあさん」※「おかあたん」とは聞こえない 「オレンジ」→「オレンジ」※濁音になるとちゃんと言えてる  などなど。

※5歳も終盤になり、改めて言わせてみると「すし」とハッキリ言えてました。

本人に発音についてどう思ってるか聞いてみたところ、「『か』と言いたいけど『た』になっちゃうんだよ」と言っていたので、周りの大人が発している言葉は正しく理解できている模様。さらに『し』についてはそれほど気にならないとも。(→本人の自覚とおり、言えるようになった。)

これは日常的に接している母親だから聞き取れているのであって、保育園の先生や周りの大人には伝わらないのかもしれません。でも、友達とはちゃんと会話できてるしなぁと、この段階では今後どうすることが最善なのかわからない状態でした。そこで、段階的に事を整理し、自分の中の考えを固めていくことにしました。

決断するまでにやったことと私の決断

ゆっくり発音させてみる

これは所詮素人判断でしかありませんが、母親として彼の発音がどの程度で、下の動きやその時の空気の漏れはどうなっているのか?をまず知らないことにはその先に進むかの判断もできない、ということで「さ行」や「か行」が含まれる簡単な単語をいろいろ喋らせてみました。

で、わかったことはたぶん舌の長さが短いとか、そういった先天的な要素はおそらくないこと。本人の中でどの音が言えていないのか、ちゃんと理解できていること。

ちなみにこの時点では言語聴覚士とかの専門の方に診てもらうかどうかは決めかねていました。

勤務先(私の職場は総合病院)で親しいドクターに聞いてみる

もちろん、病院なので子どもをもつ看護師さんもたっくさんいるのですが、なかなかみなさん忙しいし、医療者というよりは母親としての意見の色合いが強くなるのでやめました。で、親しいドクター何人かに相談したところ、「実際に見てみないとなんとも言えないが、今は早期発見の時代だし、早めに直してあげたほうがいいことはよくある。」とのこと。

んー・・・・・ひとつの意見として、また医師として正しい答えだと思う。けど!

私の中で「よし!じゃあそうしよう!」とすんなりいかない気持ちが残ってて、次の段階へ

信頼できる友達に相談してみる

私がこういったちょっと踏み込んだ話ができる友達はふたりだけ。ひとりは子ども同士も仲良しで、母親同士も友達というタイプ。相談してみたところ、友達の旦那さんも含め「まったく必要ないと思う。うちの息子も大して変わらないし、息子たち同士で普通に会話できてるんだから問題ない。」といった見解。

そして、もうひとりの友達は大学で子どもの成長や発達に関しての勉強をした“元・保育園での担任”。この友達の見解は「彼は周りより咀嚼するチカラの成長も遅めだったし、話し始めたのも遅めだった。そもそも口の中の成長はまわりより少し遅めなのが彼のスピードなのだから、この時期に周りと同じように発音できないのは、むしろ当たり前だし、そんなこと気にする必要ない。今は、なんでも早期発見・早期治療が良いとされているけど、私たちが子どものころはそうじゃなかった。でも、みんなこうして普通に話せてる。」でした。

この時点で、私の気持ちは90%「このままでいこう」に固まっています

かかりつけの先生に相談してみる

先生も人間なので相性があります。うちはここの先生と相性がいいのと、私自身も先生の人柄や診療の方針など信頼しています。 診察では普通に「保育園どう?楽しい?」といった普通の会話をして、下の動きや発音の状態をみてくださり、先生の見解としては「どうしても気になるなら区の保健センターで診てもらうことはできるけど、僕としては成長とともに抜けていくと思うから、今すぐどうこうする必要はないと思う。」とのことでした。

これが決定打となり、現状ではこのままにしておいて、もし就学前健診で引っ掛かったら、そのとき対処しようと決めました。

まとめ

この決断が将来的にそんなに大きなことにつながっていくとは思えず、就学前検診で引っ掛かれば、そのときに訓練を受けたほうが、彼自身の理解力も高まっていて、すんなりいけるような気がしています。

長男はかなり真面目な性格なので、もし言葉の教室に通ったとして、たぶんプログラム的に『1を試してダメなら、2を試してみる』的なこともあると思うんだけど、もしすんなりいかなくて「また、次回にしましょう。」みたいになったら、そのこと自体が彼の中でストレスになることが目に見えているので、今回の件については“早期治療がいい”という判断にはなりませんでした。

このことを考える発端となった保育園の担任の発言も、担任によっては全然気にするレベルじゃない(上記に出てくる元担任のこと)ってことにもなるわけで、どうすることが正解というのはないと思う。でも、今の彼にとってはこれがベストだと思います。 いよいよ年長になって、来年にはもう小学生になる長男が今年1年でどのくらい発音がかわっていくのか要観察です!