毎日ママゴン

まつぼっくり3兄弟のママ

遠すぎる実家と激務の夫。フルタイムで働きながら毎日ワンオペ育児で頑張ってます!

職場へ妊娠報告をしました。

こんにちは!ママゴンです!

赤ちゃんを授かることはとてもおめでたいことですが、その時期を自分で調整することはできません。どんなに望んでも妊娠しないときもあれば、時に予想外の妊娠となることだってあります。

仕事をしていれば、必ずしなければならないのが「妊娠の報告」です。 産休を取る・取らないに関わらず、いつかかならずこの席を空ける日がくるので、そのための仕事の引継ぎが必要になります。

が、「わたし、妊娠しています。」を職場へいつどうやって報告したらいいのか・・・ 長男や次男を妊娠したときは周りが女性ばかりで、「いつー?そろそろ?」と、なんとなくそういう話題になることが多かったってこともあって言いやすかったのですが、現在は小さな部署で、まわりが全員40~50代の男性ばかりという環境。しかも、既にふたりの息子がいるので、まさか3人目を考えているなんてだれも思ってない空気が満載。

さてどうしたものか。。。

妊娠発覚から報告まで

妊娠できたとしても、安定期に入るまではどうなるかわからず不安な日々を過ごすことも多いです。報告したのはいいけど、万が一の結果になってしまったときにそのことをまた報告しなければいけないのです。 できればこれは避けたい。でも、産休や育休を取っている間、だれかを雇うのであれば早目に報告しなければ人事が間に合わなくなり、職場に迷惑をかけてしまいます。

例えば、仕事柄、チカラ仕事が多かったり深夜勤務があったりする場合は妊娠がわかったらすぐに報告することが望ましいです。報告せずにいつも通りに仕事をこなして、万が一のことがあった場合、その上司も少なからず責任を感じてしまいますし、一緒に働いているスタッフもあまりいい気はしないと思います。

でも、私の場合はほとんどデスクワークで座りっぱなしなので、そういった心配もナシ。さらに、今回はモーレツに眠いこと以外、特につわりの症状はなにもないので、周りから見れば妊娠してない時と何も変わらない状態。 だから、すごい悩みました。

言う?言わない?何週になったら言う?さすがに安定期に入ってからじゃ遅すぎるし・・・

3人目ともなると、体感で検査薬が使える前の時点で大体妊娠してるかどうかわかって、今回は生理予定日10日も前から、急に体が熱くなってモーレツな眠気に襲われるようになったので、「あーこれは妊娠してるなー」と確信。 でも、検査薬を使えるのは生理予定日1週間後からなので、そこから18日後に検査して、陽性。

1人目の時は、予定日当日から使える検査薬を使用したので、陽性反応が出た翌日に焦って産婦人科を受診したのですが、胎嚢すら確認できずに「10日後に来てくださいね~」といわれ、時間とお金のムダに・・・(・_・;) ※いや、こうなったことで早くいっても無駄足って知識はついた

という経験から、2人目と3人目は大体8週くらいかなー?という頃に受診予約をしました。

で、今回の受診が4月7日。ちゃんと心拍確認出来ました。

妊娠が確定したことで、職場へ報告するということが現実味を帯びます。

報告の日

妊娠が確定したのが土曜日なので、報告は週明けくらいにしよう、となんとなく決意。

もう少し先延ばしにしたい気持ちはありましたが、正常妊娠で流産の兆候もまったく見られないことから、おそらく今回もこのまま順調に育ってくれる感じ。

となれば、育休中に私の代わりをしてもらうスタッフの募集や面接、仕事の引き継ぎなどなど、色々考えるともう報告した方がいいと思いました。 今の部署には私の他に、課長と課員が2人(うち1人は今月育休が明けたばかりのひと!)、あと経営に携わってるいるドクターが1人。 みんなが揃ってる時に言うのは、私の感覚としてどうかな?と思ったので、とりあえず課長とその直下の課員の方が2人になる時を見計らって、報告しました。

報告して感じたこと

報告した時、上司は頭を下げて、言葉にはしませんでしたが「あ〜ぁ」って感じが全身から溢れ出ていました。

わたし、この時初めて感じたんですけど、職場の雰囲気によっては『女性は妊娠する可能性があるから、リスク』だと捉えられているってこと。

国や行政がどんなに少子化対策を謳っても、現場までその空気が伝わるのには相当な時間を要するのかも。

人員が減ったら、それを補うために周りが仕事を引き受けることもあるだろうし、人事に関する作業も増えて一時的には大変になるかもしれません。でも、女性の社会進出がこれほどまで進んだ現代において、こんな空気感、おかしくない? ちょっと大きすぎる視点かもしれないけど、地域全体で、延いては日本全体で子どもを産み、育てて行くという感覚を持てるようになったらいいのに、とすら思います。

1世代前までは『寿退社』なんて言葉が当たり前だったけど、今は男性以上にキャリアを形成し、第一線で働く女性も多く、女性のチカラなくしては、日本経済は成り立たないことは明確なのに、やはり世代間ギャップはなかなか埋まらないのかもしれません。

まとめ

なんだか、わたしの中ではただの妊娠報告から日本経済を考えるようなデカイ話になるなんて。

これから妊娠を望む人や、無事妊娠できた人、ママになってからも女性が男性と差別なく社会的立場を築き、男性も女性も、子どもを持つ人も持たない人も、もっと子育てにおける社会的視野を広げて、差別のない社会を構築していくべき!と感じました。

私たちの子供達が大人になる頃にはこの感覚がもう少し広がっていることを願ってやみません。